Category : 「張形」を楽しんだ江戸の女性たち

女性がひとりで楽しむときのお作法とは?

1652年に書かれた「秘事作法」は、岡山藩の門外不出の女中マニュアルです。奥女中として働く女中たちにとっては、セックスはとても大事であるため、その作法が細かく書かれています。女中たちは、性欲がたまると健康に良くないので、張形を使ったマスターべーションについても、細かく手法を指導しています。

若君に対する性の手ほどきも、奥女中の大切な仕事だった!?

大名の子は将来セックスに励み、大勢の子孫を残すという使命があるため、13才で元服するまでの間に一定のセックステクニックをマスターさせなければなりません。それを指導するのは女中の仕事です。まだ十分勃起もできないうちから、包茎の皮をむき、睾丸マッサージを施して時には手で、時には口で愛撫して勃起の仕方を教えます。射精できるようになれば、実際に膣に挿入させて指導しました。

結婚して奥方とセックスする際にも側にお仕えして、殿が勃起できない時にはお手伝いもします。時には殿のペニスを勃たせるために、女中が数人がかりで取り組むこともあったようです。

宮の表面をなでること五十、乳を押しまわすこと百回、張形を浅く突き入れること百ほど

張形を使ったオナニーは、まず陰部の表面を50回なで、乳房を百回もみ、その後張形を浅く挿入して100回ほど抜き差しします。クリトリス周辺で300回ほど抜き差しし、膣がびしょびしょに濡れてきたら、奥まで挿入して200回大きく抜き差し。さらに強く大きく、深く浅く200回出し入れして尻を上下に振ります。

片手の動きを早くして尻の動きを早くし、クリトリスの愛撫をやめて乳をもみ尻の穴を締めて、張形をくわえたままあふれ出る液を指ですくって舐めます。さらに300回ほどピストン運動をくりかえし、10回に1回はクリトリスにも張形をあて、尻を大きく200回ほど振ると、液があふれ出て音をたてはじめる。さらに尻を上下左右にふりながらクリトリスにあてたまま深く差し入れして、股を締め、尻穴を締めて深く張形を突っ込めば、精水があふれ出て、気が遠くなります。

この通りに実行するとなると、張形を1000回以上出し入れすることになります。これだけすれば、女性はとても気持ちよくなれるということなのでしょうか。「精水」があふれ出るというのは、いわゆる「潮吹き」なのかもしれません。尚、膣の濡れた液はとても体に良いので、飲むことが推奨されています。

江戸時代の奥女中たちは、殿に対する性の手ほどきも大切な役割のひとつでしたし、奥方との性行為のサポートもしていました。マスターベーションは健康管理に大切とされ、張形を使ってしっかり濡らしてその液を飲み、オーガズムに達することが推奨されていました。

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