Category : おかしな日本のセックス事情

江戸の風俗はソバ1杯からだった!?

現代の性風俗の平均単価はいくらくらいでしょうか。正式な統計データがあるわけではありませんが、ざっくりと、1万円~2万円程度でしょう。触ることがOKの「セクシーキャバクラ」が、40分で5千円~1万円。いわゆる「手こき」やフェラチオで射精させてくれるピンサロで、30分の相場が3千円~8千円。女子高生や婦人警官のコスチュームの女性がイカせてくれるイメクラで、60分コースが1万円4千円~2万円程度。ファッションヘルスの相場は、60分で1万6千円~2万円くらい。2万円あれば、挿入はできないものの、とりあえず気持ちよくさせてもらうことはできます。

セックスが黙認されているソープランドの場合、それより少し高めでしょう。ピンキリですが、90分で3万円前後が標準的です。高級店なら10万円以上することもあります。一番安いピンサロを3千円、高級ソープを10万円とすると、価格はおよそ30倍の違いとなります。

江戸時代には、性風俗の価格幅は今よりずっと大きかったようです。吉原の花魁(おいらん)は、庶民がどう頑張っても絶対に手の届かない程高く、一方、道端に立っている「夜鷹」(よたか)の娼婦なら、ソバ1杯の料金で挿入してスッキリさせてくれたのです。

江戸時代には、入れてなんぼだった!?

現代の性風俗は、風営法の規制がありますので、いわゆる「本番」は禁止です。実態としてソープランドでは黙認されていますが、公式には「挿入」することはできません。ソープ以外の性風俗では、手か口か素股(すまた)かで、精子をしぼり取ってもらえるだけ。それなのに、1万円か2万円くらいを支払わなければなりません。

江戸時代の風俗は、基本的にはすべて「生」での挿入、「中だし」でした。コンドームに似た避妊具はありましたが、いつでも誰でも使えるほどには普及していません。吉原など公認の娼館はもとより、それ以外の違法な娼館も、どこでも中だしの本番OKです。現代のような中途半端なセックスサービスはありませんでした。ただし、性感染症もうつし放題。衛生面ではかなりひどい状態でした。

江戸の風俗はピンからキリまで!?

売春はもっとも古いビジネスだと言われますが、恐らく古代から、何らかの対価を得て性交する人はいたのでしょう。女性であれば誰でもすぐに始められる商売ですので、飢饉(ききん)や災害などで食うに困れば、娼婦になる人は少なからずいたはずです。

江戸時代には、道端で客を拾う「夜鷹」と呼ばれる街娼が大勢いました。何らかの事情があって生きるためにセックスを売らざるを得なくなった女性たちです。とりあえず、その日の食事にも困っている人たちですので、価格は激安。「ソバ1杯」分と言われますので、現代なら5百円玉ひとつ、ワンコイン程度でした。一方、吉原の花魁なら、1回の逢瀬が20~30万円程度。しかも、最初の2回はセックスできませんので、一発目は累計で100万円近くということになります。夜鷹の千倍以上も高かったのです。

江戸時代の風俗は生本番の中だしが原則で、ピンとキリとは千倍も差がありました。安くカジュアルにすっきりできるサービスも、ねっとりしっとり高級感溢れるセックスを楽しめるサービスもありました。

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