Category : 「おさめかまいじょう」の性技

女陰で精液を吸い取って滋養とする術とは?

遊女たちは、くる日もくる日もセックスをしています。一日に何度も性交することがありますので、肉体的には大変な仕事です。性交のたびにオーガズムを感じていては疲れてしまうので、イカないようにコントロールもしなければなりません。何度も挿入するために、膣がすれて痛くなることもあります。そんな女性たちにむけて、「おさめかまいじょう」には、滋養のためのセックスが勧められています。

女陰で精液を吸い取って滋養とする術

女性が体を損ねないための秘伝として、「おさめかまいじょう」には、「まらの気をおめこ吸い取りで、おのれのからだの滋養とするなり」とあります。精子を女陰が吸い取れば、滋養薬となるということです。射精する時にはペニスはギンギンになって膨張しますが、その時に、子宮の奥深くに男根の鈴口を当てます。

女は、腹を4~5回たたいて空気を出して腹を引っ込めて気を抜き、女陰を開いて射精を待ちます。膣口で男根をくわえ、締めつけないようにしなければなりません。女性上位で挿入して入れば、射精した精液のうち、不要な液は流れ出て、たまっていた濃い精液だけが女陰の奥底に入ります。これこそが精液の中の滋養分で、これが体中にまわると丈夫になれる、とあります。

古代中国の性マニュアルにも通ずる考え方です

精液の滋養分を十分に受け取るためには、男性の射精時に女性はイッテはいけません。アクメに達してしまうと、精液の滋養分が抜けてしまうから、とされています。膣内に精液をたくさん受けると、乳首が黒ずむとも言われていますが、精液が女性の体に何らかの影響を及ぼすのかどうかは、はっきりとはわかりません。こうした考え方は、おそらく現代医学では否定されるでしょう。

ただ、セックスがエネルギーの交換であるという東洋的な性交観に基づけば、うなずける話なのかもしれません。古代中国の性マニュアルでは、女性は無限大のエネルギーを持っていて、オーガズムに達する瞬間に「陰」のエネルギーを放出するのでそれを男性が吸収することで、体に力がつくとされています。男性が射精する時に発するエネルギーで女性が元気になるというのは、その逆の考え方です。

男性の精液を女性が膣奥で受け止めると、体が元気になるとされています。現代医学的には根拠のない話でしょうけれど、医学的には解明されないエネルギーの受け渡しが行われているのかもしれません。少なくとも、そう考えた方が性交はより楽しくはなるでしょう。

Recommend