Category : 「おさめかまいじょう」の性技

遊女のトレーニングマニュアル「おさめかまいじょう」とは?

いかに性行為をすると体に良いか、快感が高まるかということについては、古代から人々がいろいろと考え工夫をしてきました。性の技法は、単に性交の手法だけにとどまらず、思想的、哲学的な考え方にも発展し、特にアジアではすぐれた性マニュアルが古くから作られています。古代中国では紀元前10世紀ころには既に存在し、4世紀に成立したインドの「カーマ・スートラ」はとても有名です。

日本においては、アジアの性文化に影響をされながらも独自の文化を発展させ、世界でも類を見ない、女性向けのセックスマニュアルも作られました。これを参考にすれば、夫婦生活が豊かになること間違いなしです。

日本の性文化は世界でもっとも発展的だった!?

古代エジプトや、古代ギリシア、ローマ帝国においてもさまざまな性技法が試されてきたことは事実ですが、指南書として歴史を飾るようなものは残されていません。特に3世紀以降は、キリスト教的倫理観に縛られたため、性を開放的に語ることがタブーとなり、また快楽の追求そのものが「罪悪感」を伴う行為になってしまい、西洋はアジアに比べて大きく遅れてしまいます。

日本においては、中国の影響を受けながらも独自の性文化が育ち、実に豊かで開放的なセックスライフが送られてきました。江戸時代までの日本のセックスの奔放さは、現代の欧米のフリーセックス文化よりもはるかに自由であり、現代の「保守的」と言われる日本の性に対する価値観は、近代に築かれたものです。

世界に誇れる女性向けセックスマニュアル「おさめかまいじょう」

江戸時代には、遊女が男性客を悦ばせるためのテクニックをまとめた性技の指南書「おさめかまいじょう」が作成されました。18世紀の中ごろに作成されたもので、遊女経営者が他の店との差別化を図るために、遊女のトレーニングマニュアルとして作成したものです。

肉体を商品として優れたものにするため、普段の養生の仕方、性交によって男性を籠絡するテクニック、女体を傷つけないための注意事項など、幅広い項目について仔細に解説しています。歴史上、「女性を悦ばせる」類の指南書はたくさんありますが、「男性が悦ばせてもらう」ものはほとんどありません。世界最高の、セックスマニュアルと言えるのではないでしょうか。 このようなマニュアルを男性が学び、夫婦生活に活用することで、夫婦のセックスを活性化させられるはずです。豊かなセックスライフのために、ぜひ取り入れてみましょう。

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